毎年5月は自動車税の支払い時期です。
平成26年度から地方税法改正により、環境の良い自動車の軽減割合が統一されました。また、新車新規登録後から一定年数を経過した自動車の重課割合が引き上げられました。
平成26年度までおおむね10%だったのが、平成27年度からおおむね15%になりました。
15%の対象になる自動車
・ディーゼル自動車
・ガソリン車・LPG自動車(平成14年3月31日までに新車新規登録を受けた車)
重課対象外の自動車
電気自動車・天然ガス自動車・ガソリンハイブリッド自動車・スクールバス等
自動車税が課される人
毎年4月1日現在の自動車検査証に記載された所有者に課税されます。
自動車を手放したのに納税通知書が届いた時は、その年の3月31日までに移転登録が行われなかった、移転登録手続きが終了していない場合が考えられます。
放置すると来年度も課税対象者となる可能性があります。
自動車税が軽減される車
乗用車の場合だと
・クリーンディーゼル乗用車・天然ガス自動車(75%軽減)
・ハイブリッド車を含むガソリン自動車で
1・平成17年度排ガス基準75%低減(☆4つ)かつ平成27年度燃費基準+20%達成かつ平成32年度燃費基準達成(おおむね75%軽減)
2・平成17年度排ガス基準75%低減(☆4つ)かつ平成27年度燃費基準+10%以上達成(おおむね50%軽減)
東京都独自の課税免除制度
東京都には独自の免除制度があって、次の車は新車新規登録した年度および翌年度から5年度分の自動車税が全額免除になります。
・平成21年度から平成32年度までに新車新規登録した水素を燃料とする燃料電池自動車
・平成21年度から平成27年度までに新車新規登録した電気自動車、プラグインハイブリッド車
車検時の納税証明書
平成27年4月より、車検を受ける運輸支局・自動車検査登録事務所において、自動車税の納税確認を電子的におこなう事が可能になりました。
そのため、車検時に必要となる納税証明書の提示を省略できます。
(ハガキサイズの納税証明書の郵送は平成28年3月末をもって終了になります)
自動車税はクレジットカードでも納税できますが所定の決済手数料が、かかります。
税額 手数料
0円~1万円 ・78円
10,001円~20,000円 ・157円
20,001円~30,000円 ・236円
30,001円~40,000円 ・315円
40,001円~50,000円 ・394円
*以降税額1万円ごとに73円(消費税別)が加算されます。
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