くしゃみが出て困るときにするといいこと

くしゃみの我慢はリスクが高いのか

埃が舞ってくしゃみが出たり、大事な場面で思わずくしゃみが出そうになって、思わず我慢したりという経験は、誰でも1度や2度はあると思います。
また、我慢するのがクセになっている人も少なからずいると思います。
この「くしゃみ」は、人間の身近な防御反応のひとつですが、これを我慢することは、実は思っているよりも身体に良くないことなのです。

くしゃみを我慢したときのリスク

くしゃみは、鼻の粘膜に異物が付着した際に、体内に異物が入らないよう体外へ排出する反射的な動作のことです。
花粉や細菌、ウイルスといった異物に神経が刺激され、肺と腹部の間にある横隔膜が収縮し、息を吸い込みます。
そして、一気に息を吐き出すことで、空気とともに、異物を排出し、身体を異物から守る仕組みです。

くしゃみを我慢したときのリスクはどんなものがあるのでしょうか?

異物の侵入
くしゃみは本来異物から身体を守る防御反応なので、我慢してしまうと身体に異物を留めてしまうことになります。
異物には菌やウイルスも含まれますので、留めてしまうことで風邪をはじめとした病気が発症するきっかけになる可能性があります。

骨折
くしゃみは瞬間的にたくさんのエネルギーを消費します。
普通にくしゃみをした場合、 外に向かって発散される力が、我慢することで留まってしまい、骨や腰に負担をかける可能性もあります。
骨粗しょう症になっている方であれば我慢をしたことで、肋骨(ろっこつ)が折れたり、ひびが入ってしまうこともあります。

呼吸器系へのダメージ
我慢することで留まってしまった空気が、呼吸器系に圧力をかけてしまい、結果、鼻血や目のトラブル、鼓膜が傷つくなどの様々な問題につながります。

たかがくしゃみ……と思って何度も我慢をしていると思いがけないトラブルにつながる可能性もありますので、くしゃみは我慢せず、自然に出すことが大切です。

どうしてもおさえたいときは?
健康という観点からみると、本来は身体の反応に従い
くしゃみを自然に出してあげることが正しいといえますが、日常生活の中では、エチケットや状況によって出しにくい場面もあるかと思います。

緊急回避に役立つツボをご紹介します。
鼻の下のツボ
鼻の下には神経が集中しており、鼻の下を人差し指と中指でグッとおさえるだけで神経の伝達を邪魔し、くしゃみをおさえることができるといわれています。

小鼻の横のツボ
小鼻の横には迎香(げいこう)というツボがあり、小鼻の両わきを同時に数回押すだけで効果があります。

普段、くしゃみが気になる場合は、ハンカチで口を軽く押さえる方法がおすすめです。

これならエチケットも守りながら、リスクを回避することができます。
くしゃみは生理現象のため出てしまうのは仕方のないことです。我慢し過ぎずにうまく付き合っていきましょう。