ナミアゲハチョウの幼虫の羽化までの成長過程の記録【越冬編】

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この記事は、秋から観察し始めて越冬し、今春完結した7ヶ月に及ぶナミハゲハの羽化物語です。ご覧ください。

 

こんにちは。

我が家の家庭菜園のプランターにみかんの木が生えてきたある秋の日、ふと見てみると黄色の卵らしいものを発見。

なんだこれ?と思いつつ調べてみると、なんと!アゲハチョウの卵であることがわかりました!

 

アゲハチョウって柑橘系の植物に卵を産むんですね!それも今回初めて知りました。

 

10月14日の卵。最初は黄色です。

 

10月25日。生まれてから11日後。生まれたばかりの幼虫は茶色でしたが、緑色に変化し始めています。

幼虫の形容からしてナミアゲハのようです。

 

10月26日(12日目)。次の日には5齢幼虫になっていました。立派な5齢幼虫になりましたね。

 

10月30日。脱皮してさらに成長していますし、うんちしてます(笑)

このうんちが水っぽくなると、『ガットパージ』という蛹になる合図だそう。

時期的に寒くなってきましたが、このまま冬が来る前にチョウになれるのでしょうか。

 

蛹になる

11月5日。虫かごの蓋の裏に、蛹になるために糸で身体を固定しました。

毎日定期的に観察していたのですが、11月5日にプランターから脱走してベランダのコンクリートの上に居るのを発見。

なんで脱走した?と思い調べてみると、『ワンダリング』という蛹になる場所を見つけるための行動だそうで、動き回るとのこと。

だからプランターから脱走したんですね。

しかし、時期は11月。今から蛹になって数日後に羽化しても、冬だから餌ないし卵も産めず短命になってしまう・・・。

そう思い、優しく虫かごに移したら、今までの青虫からは想像できないくらいのスピードで動き回り、挙句の果てに蓋の裏を気に入るという結果が先ほどの写真です。

割り箸入れて置いたのに・・・・。

 

11月6日。次の日にはもう蛹になり始めていて、茶色になっています。

 

11月9日。虫かごの蓋をそっと外して観察してみると、完全に蛹になってました。

 

これ脱皮した皮。虫かごの底に落ちていました。

というわけで、無事に蛹なったので、冬の間に間違って羽化しないように、家の中でも気温の低い納戸に虫かごを置き、越冬させて春になったら羽化を促す作戦でいくことに決定。

無事に羽化できるのでしょうか?

 

羽化した

冬を越し、春になった4月28日。仕事から帰ってきて虫かごを見ると、羽化しているじゃありませんか!びっくりした~!!

立派なナミアゲハになったのですが、羽化する工程を見逃した~~。

でも無事に羽化できてよかったです。

 

冬の間、何気に気にしていたのですが、うんともすんとも動かないので、もしかして蛹のまま死んでしまったのでないだろうかと、心配していたのですが、無事に羽化してくれて良かったです。

 

虫かごから出してあげると、ベランダのエアコンの室外機のところに。

あとは自然の摂理に任せようと思い放置。

暫くしてまた見てみると、もういなくなっていました。

 

素人なりに頑張ってナミハゲハを飼育しましたが、無事に羽化させることができてよかったです。

 

アゲハチョウの物語は続く

越冬したナミアゲハが羽化したばかりなのに、5月1日にはもう新世代の青虫が!

私とアゲハチョウの物語はまだまだ続くようです。

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